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札幌古書組合 広報記事2
 前回は尚古堂書店さんの業績を、『北のアンティクアリアン―札幌古書店の足跡―』での高木庄治氏の記述と発言を元に学びました。すると高木庄治氏ご本人からすぐにご丁寧なお手紙をいただきました。弘南堂書店さん専用箋です。資料として「ふぐるまブレティン」をご同封下さっています。ご厚意に心より感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。
 まず最初に前回の訂正を。高木氏のその後の調べで尚古堂書店の創立は明治三五年ではなく明治二五年であることが解ったそうです。
 「ふぐるまブレティン」第五六号(昭59年)は「北海道特集」として、札幌から石川書店さん、稲野書店さん、市英堂さん、弘南堂さんが寄稿されていました。高木庄治氏はここで尚古堂書店「初代・代田亀次郎さんのこと」を寄せています。代田氏の来歴を知るとともに、北駕文庫の浅羽靖氏や関場不二彦氏、河野常吉氏といった歴々たる蔵書家との交流に触れていて、尚古堂書店の果たした仕事の幅と役割を垣間見る思いがいたしました。
 第七九号(平2年9月)で高木庄治氏は、大変興味深い記述を残して下さっています(「札幌組合における市会の歩みと現状」)。昭和五年に始まってから、これによると平成元年に旭川組合の提案で北海道連合が組織され、第一回目の大市会(札幌)、平成二年六月の旭川での大市会までの市会の歴史が記録されています。北海道連合は十九年の歴史ということがわかります。ちなみに現行の市会担当の事業部制は昭和六二年からのようです。広報は毎回出品促進を兼ねて出品目録を作成して案内を送っていたそうです。あな恐ろしや。いずれにせよ、現行の札幌古書組合の体制が組織化されたのは昭和末から平成にかけてのようです。交通機関の発達によって市会の様相も大きく変遷していったようです。いまはこれに加えてネット環境の発達が古書業界を揺り動かしているのでしょうか。さてここで市会のこれまでを綿々とおさらいしようと思います。
 スタートは昭和五年。尚古堂書店の代田茂氏を中心に札幌古書籍商組合が結成されるとすぐに組合直営の市会が行われる。
「日本古書通信」昭和九年によると、「古書市会は札幌小樽連合で札樽連合古書市会と云うものを毎月六日、十九日、の二回開催、毎回出席者二十名内外(後略)」なのだそうです。月二回に驚きです。
 当時の会場は、「札幌祭典倶楽部」を中心に同業店の持ち廻りや「観音堂」、小樽は「水天宮」が常設だったそうです。余談ですが、水天宮は極最近、所用で訪ねたばかりなのですが、あのような眺望のよいところで、にぎやかに振り市をしていたことを思うとなんだかワクワクいたします。水天宮は今も小樽の文学的トポスのようです。
 戦時から戦後期は同業者の激減により十年近く中断。昭和二九年から、十名足らずになった組合員の居間を持ち廻り会場に月一回の振り市を再開。
昭和四〇年、高木庄治氏の発案で「全北海道親睦大市会」開催。
昭和四二年から月例通常市会のほかに「夜の入札会」(通称、夜ゼリ)が始まり、三年ほど続く。
 昭和四十五年頃から五〇年代にかけて東京と地方の行き来が盛んになり、それとともに組織のかたちが形成され現在に至る。 -続く
| 札幌古書組合 広報記事 | 17:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
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