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「ル・クレジオ 地上の夢」
ル・クレジオ―地上の夢

札幌では今日から店頭に並びました、この書物に
わたくしの拙い文章も、活字にして掲載してくださいました。
p.211、中村達哉さんの文章の次のページで、
野村由未来さんと今福龍太先生に挟まれて、拙文「予言」があります。
なんて素晴らしいロケーションでしょう。ものすごくうれしいです。
みなさま、よろしければぜひご一読を。

この書物はそれ自体、とっても稀有なすばらしい本です。
吉増剛造先生もシンポジウムに参加されています。(鵜飼哲さんも)
寺山修司と豊崎光一さんのル・クレジオをめぐる対話が再録されています。
奄美でのル・クレジオの様子も濱田康作さんのヴァイタルなカラー写真で見ることができます。
星埜守之、四方田犬彦、望月芳郎、落合一泰、吉田文憲、澤田直、中上紀さん他たくさんの方々の珠玉の文書を読めます。(ランダムにお名前を綴りましたが他にもすごい人たちたくさんです。。こんなすごい方々と同じ本に自分の文が載せてもらえるなんて信じられません)
ル・クレジオの新訳が読めたり、管啓次郎さんや浅野卓夫さん佳代さんの素晴らしい文章が読めたり(ル・クレジオ事典というコーナーにて。このコーナーの一項目「予言」がわたくしの書いた文章です。お目汚しですが、、)、千永柱(チョン・ヨンジュ)の訳した宋起貞さんの「ル・クレジオと韓国」も面白いですし、影山誠氏やBEKAのみなさんの活躍もすばらしいです。
宮地尚子さんのご活躍はまぶしいくらいです(「すばる」のエイミー特集も・・・)。

じつはさきほど、ものすごく熱筆したのですが、ちょっとのミスで書いた文が全部消えてしまいました。もう一度同じテンションで書く気力がわきません。
折り悪く、浅野卓夫さんのデング熱か奄美の熱病かが時空を超えて感染ったのか、頭が痛く、目がかすみ、悪寒、鼻水、くしゃみでございます。でも風邪はひかないと心に決めていますので、これは風邪じゃないと言い張っています。ちょっとバランスを崩してしまいました。この本を手にして興奮と歓喜と安堵に似た感情に一気に噛み付かれたのですから。
もう何年も風邪はひいていません。ここまでバランスが崩れたのは本当に久しぶりです。書肆吉成の独立もあと8日に控えているのに・・・。
初冠雪や初降雪の報道もされている北海道です。みなさまもお体お大切になさってください。
(雪のなかでご一緒したル・クレジオさんとの時間、忘れられません…。焚き火を囲んで、思い思いに朗読してさ、ポンテギ食べて、笑いあって、足の先が冷たくて・・。)

ル・クレジオ―地上の夢』については後日またリライトします。本当はめちゃめちゃ嬉しいんです。それこそ体調崩すほどに。くやしいなー、この喜びを思い切り書けないなんて(いちど書いた文が消えた刹那からあたま真っ白けっけ)。

書物の歴史に、貴重な一冊が追加されました。本当に素晴らしい本です!
| - | 23:14 | comments(6) | trackbacks(0) |
コメント
ル・クレジオ群島めぐり、熱出るよねー。ところでよしなりくんらのその純粋な歓びが、また感動的です。本、きれいだよね、うれしいよね。おーい、こら、アサノ、聞いてるか。ここに書いてあることはぜんぶ、きみごときには、過分なことばだぞ。まったく、心配かけちゃってさ。みんなのまっすぐな想い、あたたかい心づかい、しっかりたいせつに、受けとめろよ! 
| S・たまほり | 2006/10/25 1:27 AM |
>本そのものの素晴らしさの方が遥かに重要なのです。

本当に私もそう思う。この雑誌のおかげで日本では未発表の作品をいくつか読めることがとてもありがたいです。しかもどの作品も心をうつものばかりで……(涙)。自分にとってのル・クレジオの存在について、改めて色々と考えさせられるものがありました。

濱田さんの写真も素晴らしいね。ヴァイタルなカラーという表現がぴったり。美しすぎて、敬意を感じずにはいられないです。

カレンの朗読会について、浅野が私のブログにコメントに投稿してくれたのでよかったら読んでみて。カレンと意気投合したようで、なかなかいい朗読会だったみたい。私も参加したかったけれど、ベイビーとお留守番。来月の講演会には参加しようと思ってます。
| Cayo | 2006/10/25 1:14 AM |
うすけ、って言うかヤ○ダ〜!
君はなんて優しい言葉をかけてくれるんだい?!
こんなこと書くキャラだったっけ??(なぜ京弁?)
(ぼくも自分の文章と実在とに自身でギャップを感じてますが・・)

とまれ、ありがとさん! ゆっくり治してがんばるよ〜
店舗兼倉庫兼事務所兼自宅も今度見に来てよネ!
それといらん本は頼む、オレにくれぇー!!
| yosinari | 2006/10/24 9:38 PM |
カヨさん、そうだね。あのとき浅野さんはデング熱のなかすんごくがんばって、大変な誕生日も向かえられて、それでも軽快で気持ちのいい雰囲気を作り上げてくれて。その雰囲気と集中力の恩恵のなかで札幌でもル・クレジオを迎えることができたように思います。浅野さんのご尽力がなみなみならなかったこと、きっとそれはみんなわかっています。おかげでこんなに素晴らしい書物もできました。影の立役者は浅野さんです。ル・クレジオ事典を読む人は浅野さんの文章の熱のこもりかた、テンションの炸裂の鮮烈さが際立っていることにきっと必ず気付くと思います。「こいつタダモンじゃねー」って。(カヨさんもタダモンじゃねーや☆)
自分の拙い文章を載せてくれたことは本当に嬉しいけど、それ以上に素晴らしいのは、こういう書物がこの世に生れ出たこと、それがとってもうれしいです。どのテクストも甲乙なく、みんなでいいものになっていると思います。(「+BEKA」という表記には編者から浅野さんへの何か特別な「配慮」のようなものを一人密かに感じております。きっとここにはなんらかの優しい「配慮」があると思いますよ。)僕は少しはしゃぎすぎなんです。当たり前のことなのですが、本そのものの素晴らしさの方が遥かに重要なのです。(そうと知りつつ、やっぱりうれしくって。)リライトしたいのは、この本の素晴らしさを書きたいからです。本の素晴らしさを語ることが浅野さんへのオマージュにも直結しますし。BEKAのみなさんも今福先生の指揮のもとで大変なご活躍だったと聞いています。わたしは遠く北海道から、東京のみんなはすごいなーと羨望しているのでありました。

あ、そうそう、カレンさんの朗読会はいかがでしたか?
| yosinari | 2006/10/24 9:31 PM |
新たなる旅立ちを前に「一寸やすみなはれ」というお達しなのでは。
或いは、今まで溜った悪いものを、新たな船出の前に吐き出しているのかも。

ゆーったり(心持ちのうえで)して、癒して下さい。

| うすけ | 2006/10/24 6:54 PM |
間違って消去しちゃったときのショックは私にも身に覚えがあります。でもその後に書かれた文章、とても脱力感があって生々しくていいな。
ルクレジオ本は思った以上に立派でびっくりしました。でも一つだけひっかかるのは、吉成くんも寄稿してくれた「ルクレジオ事典」の編集がBEKAになっていることかな。夫をひいきするわけじゃないけど、ルクレジオが来日する前から彼がこの事典のために時間をかけて編集していたのをそばで見ていたので、「あれ?」と思いました。せめて今福先生の名前だけのほうがよかったな、と公の場でちょっと辛口なコメントを。
でも世の中そんなもんよね。ちやほやされている人たちの影で、地道に努力している人たちがいて、その努力が伝わらないもどかしさを幾度となく見て来たけれど、私はそういうひとたちにこそ愛と尊敬の気持ちを送りたいです。

風邪、早くなおるといいね。
| Cayo | 2006/10/24 6:41 PM |
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