札幌の古本屋の窓辺から 〜古書出張買取りの書肆吉成

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書肆吉成池内店の一年を振り返って

極寒だった札幌の外気はほのかにゆるみ、春が待ち遠しい季節となりました。

お陰さまで弊店は2月10日で一年を数えることができました。こんなに寒い時にオープンしたのだとあらためて気が付きます。一年前は開店に必死であまり憶えていません。9月6日の北海道大地震ではたくさんのご心配をいただきました。多少の被害がありましたが、停電から復旧してからは池内店のほうはぶじに営業に復帰できました。

古本の買取にも恵まれ、お店を運営してゆけております。

皆様にご厚情をいただきましてこの一年の営業ができましたこと、心より感謝申し上げます。

至らない点も多々あるかと存じますが、今後も変わらぬご愛顧をいただけましたら幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

2018210日の池内店オープン記念として、ギャラリーコーナーでは私の敬愛する詩人・吉増剛造先生の展示からはじめることができましたことは大変な喜びでございました。この一年で以下の展示を実現できました。

 

吉増剛造『火ノ刺繡』展&トーク 2/104/26

金子遊『混血列島論』展&トーク 4/295/25

大久保草子・今福龍太『ないものがある世界』展&トーク 5/266/29

宇佐見英治『言葉の木蔭』展&トーク 7/17/28

すずきまいこ『いつもおまえの気配をさがしていた』展&トーク 7/318/23

久住邦晴・クスミエリカ(くすみ書房)『奇跡の本屋をつくりたい』展&トーク 8/2810/4(協力・カジタシノブ)

港千尋・岡部昌生「『風景論』特別版・木の物語」展&トーク 10/511/11途中展示替え(協力・小室治夫)

松尾真由美・森美千代「『花章』から『雫たちのパヴァーヌ』へ」展&トーク 11/201/19途中展示替え

森雅之・森環「あまい森 にがい森」展 1/212/3

大友真志「Mourai」展&トーク(司会・谷口雅春 対話者・露口啓二)2/43/10(開催中)

 

トークイベントにも多くの方々にご来場をいただきました。

上記の展示関連以外では、下記のトークを開催しました。

 

夏葉社・島田潤一郎トーク「小さな出版社のしごと」 3/2

初谷むい『花は泡、そこにいたって会いたいよ』刊行記念トーク(聞き手・山田航) 4/25

竹中英俊「出版人福沢諭吉の素顔」(書物文化協会) 6/29

木下龍也・岡野大嗣『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』トーク(初谷むい・石井僚一・ナナロク社代表村井光男氏も登壇/月夜野みかん企画) 7/77/8

浅生鴨『どこでもない場所』(左右社)重版記念トーク 10/30

帷子耀・金石稔『帷子耀習作集成』刊行記念トーク 11/21

山口拓夢・竹中英俊・加賀谷誠「山口昌男『古本的思考』」刊行記念トーク 11/22

 

『奇跡の本屋をつくりたい』展では出版にかかわった中島岳志、三島邦弘、矢萩多聞、クスミエリカの各氏ほかに、堀川淳子さん、塚田敏信さんにもご発言いただきました。このときは200名近いお客様にご来場いただき、立錐の余地もない超満員となりました。また第二弾トークとしてライター佐藤優子さんの司会で荒井宏明(ブックシェアリング)、加納あすか(かの書房)両氏によるトークが開催されました。一連のイベントの熱気をうけてエッセイ「久住さんのこと」を『ちゃぶ台vol.4(ミシマ社)に寄稿しています。

 

飯村宏美さんが弁士として、無声映画上映会が「キートンの鍛冶屋」(8/24)、「鯉名の銀平 雪の渡り鳥」(阪東妻三郎主演)(12/31)の二回上演されました。大晦日の上映は特にすばらしかったです。

 

「絢の会」(小山美千代さん、神崎かをるさん)による朗読会(11/26)にもたくさんのご来場をいただき、後日新聞記事で大きく紹介されるなど反響の多い充実の会となりました。

 

レギュラーイベントとして「バクの事務所」(石橋玲・田中智康)のお二人による朗読会(ゲストにニシムラタツヤさんがいらしたこともありました)、勝田翔太さんを中心としたビブリオバトルが定例イベントとしてじょじょに定着してきています。また、田中美智子さんの月例朗読会が2/14より始まりました。

 

個人的には、北海道新聞「ほん」欄に池内店オープンの記事を大きく掲載いただけたこと、朝日新聞朝刊「北の文化」に店舗オープンの経緯と意気込みを寄稿(4/21付)したこと、『全国旅をしてでも行きたい街の本屋さん』(株式会社GB)、「O.tone113号、ミニコミ「心のおとなりさん」no.19にお店を紹介いただけたこと、桜木紫乃『ふたりぐらし』、黒井千次『流砂』の書評を北海道新聞に寄稿できたこと、シアターキノで佐藤泰志原作の映画「きみの鳥はうたえる」(三宅唱監督)アフタートークをしたこと、露口啓二さんの「さがみはら写真賞」受賞記念会で露口啓二写真集の出張販売をしたことが印象深いです。

最近ではウェブ「北海道マガジン カイ」にてライター谷口雅春さんによる熱意ある紹介を頂戴し、大いに励まされました。http://kai-hokkaido.com/feature_vol42_bookstore1/

 

イベントのたびに著者や作家の方々にサイン本を作っていただき販売することができました。なかでもっとも有難かったのは、吉増剛造先生に大量のサイン本をつくっていただいたことです。詩集の見返しに署名を頂戴しながらゆっくりと様々なお話をお聞かせいただいたあの時間は生涯の宝です。(その翌日、吉増先生は北海道立文学館で『火ノ刺繡』刊行イベントで工藤正廣さん、高橋純さんと充実の対話をされました(旭川の柴田望さんらの詩誌「フラジャイル」3号に収録)。このときのお話もすばらしかった!)

また、港千尋『風景論』には、美術家の岡部昌生さんがオリジナルフロッタージュ栞を「スペシャルおまけ」として作成下さったことも、奇跡のようなことでした。

文月悠光さんに久しぶりにお会いし、サイン本をつくって頂いたのも嬉しいことでした。

 

お客様あってのこのお店であると、感謝の気持ちでいっぱいです。新刊・古本・ギャラリーイベントのいずれにつきましても、これからも充実の仕事をしてゆきたいと思っております。またお気軽に遊びに来て下さい。

今後ともなにとぞ宜しくお願い申し上げます。

 

店主・謹白

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