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ウィリアム・S・バロウズの本たち
ウィリアム・S・バロウズ。

いわずと知れたビートニクの作家。
ジャンキーであり、ゲイであり、 旅する作家でもあった。


(左より『裸のランチ』、『ライティング・マシーン』口絵、『夢の書 わが教育』)

私は一時期ビートニク(ビート・ジェネレーション)に興味があった。
「旅」や「自由」に憧れていた頃である。
ビートではとりわけゲーリー・スナイダーに一番惹かれた。禅とインディアンと自然が融合したような仙人のイメージをもった。
バロウズやケルアックは、私には少し過激でどぎつい印象。

自分が古本屋をはじめてからは、「シティライツブックストア書店」に憧れた。
ビートニクの作家たちが拠点にしたサンフランシスコの書店だ。
最近の読者であれば松浦弥太郎からシティライツを知った人もいるだろう。
私にとってはパリの「シェイクスピア&カンパニー書店」と双璧をなす。
これらの書店は、新しい文学シーンを切り開く中心地だった。
日本で言えばどこが似てるだろう。丸善? 日本の民俗学の拠点で言えば岡書院か。
文学はうーん。各地域の書店・古本屋がそれぞれの役割を果たしたのではありましょう。
札幌なら、「独立社」「創建社」かな。
憧れるなというほうが無理というもの。
しかし、そんな書店に近づいていく具体的な方策もわからずにいる。
「アフンルパル通信」にその面影が少しでも宿っていれば幸いなのだが。


旦敬介『ライティング・マシーン―ウィリアム・S・バロウズ 』(インスクリプト2010)が出版されたときはすぐに読んで、北海道新聞の日曜日の読書欄に短評を寄せた。
作家デビュー前のバロウズに焦点をあてたこの本を読めば、作家バロウズにとって、メキシコ旅行がどれだけ重要だったかわかる。
まさに「ものみなメキシコへ向う」(山口昌男)である。
私もメキシコに憧れて十年前に留学を企てたものだった。


先日、バロウズの本をたくさん買取した。
売ってくださったお客様に感謝である。遠くからわざわざはるばるお店に持ってきて下さった。
あらためて見ると意外に冊数が多い。こんなに出ていたんだ。。。
『裸のランチ』が代表作。
この本は発売当時のアメリカで発売禁止処分を受けたことで注目を集めかえってバロウズを押しも押されぬ作家にした。
アメリカの多様性を、自由を楽しむ精神を写している。
アメリカは1950年代から60年代にかけてビートジェネレーションの時代を持ったことを誇っていい。

こんなに並ぶことも珍しいと思うので記念撮影をした。
一冊一冊、これからお客様のもとに旅立っていく。
つかの間のラインナップ。


右より、
『トルネイド・アレイ』
『内なるネコ』
『ア・プーク イズ ヒア』
『ダッチ・シュルツ 最期のことば』
『夢の書 わが教育』
『裸のランチ』
『ウィリアム・バロウズと夕食を』
『現代詩手帖特集版 総特集アレン・ギンズバーグ』
『銀星倶楽部7 バロウズplusビートニク』
『ユリイカ1992・5 特集ウィリアム・バロウズ』
『現代詩手帖特集版 バロウズ・ブック』
『おかま クィア』
『猛者 ワイルド・ボーイズ 死者の書』
『おぼえていないときもある』
『バロウズという名の男』
『ソフトマシーン』
『シティーズ・オブ・ザ・レッド・ナイト』
『デッド・ロード』
『麻薬書簡』(ギンズバーグとの共著)
『ジャンキー』
『ウエスタン・ランド』


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